保護ネコちゃん用の部屋のこと

保護ネコ活動をがんばっていらっしゃるご家族と住まいづくりをしています。
私まで社会貢献できてる気がして、嬉しいのです。

建築士の醍醐味だと思うのですが、
住む人と一緒に人生を歩んでいる。そんな感覚になれるところが、
この仕事が好きな理由でもあります。

なので、私はいま、ネコと暮らす生活にどっぷりつかった感じです。(^^)

保護ネコのことは、漠然と知っているだけでした。
テレビの報道や、ネットの情報くらいで、
リアルな体験は全くなし。

ご家族が教えてくださる一つひとつの保護ネコのストーリーが
とても素敵で、新鮮で、やる気をグングンわかせてくださいました。

保護ネコちゃん対応で、一番配慮したのは「区画」。
感染症を持っていることがありますからね。

家族ネコちゃんとは活動エリアをしっかり分けなくてはなりません。

壁面も薬品に負けない葺きやすい素材にして、
洗浄用のシンクを設けたり、換気についても工夫したり。
衛生面の配慮がとっても重要なのです。

スタート時点では、
強力な防水性能を備えた空間として検討をはじめたのですが、
かなりブコツですし、構造的な条件から、
使いづらい部分も出てくることがわかりました。

住まいという場所の「やわらかさ」を保ちつつ、
機能性も確保した、現在の形に落ち着きました。

トップの写真は、家族ネコちゃん用の部材です。
丸みがあるのが見晴らし台。長いほうは、空中の通路です。
ちょっと面白い形だったので撮ってみました。

思ったように使ってくれたら嬉しいのですが、、、
ご家族が試行錯誤する様子が目に浮かびます。(^^)

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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