183 『CASBEE(キャスビー)』

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2008年6月23日 第183号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたか。

棟上げを終えてホッとしているkobaです。
梅雨時の棟上げ、しかも、お餅まきまであるということで
ご心配くださる周囲の方々に、
「大丈夫です!この日は曇りで雨は降りません!」
と言い切っていたのですが、そのとおり、見事な曇り空。
いやー、言ってみるもんですね。(^^ゞ

それでは今週も元気にいきますよぉー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『CASBEE(キャスビー)』

CASBEE(キャスビー)という言葉をご存知でしょうか?

CASBEEとは、その建物が環境に与える影響を評価して格付けする手法で、
リサイクルのしやすさから室内環境の快適性までを総合的に判定します。

利用法としては、
「「(仮称)日産自動車株式会社本社屋」を、建物の環境性能を格付けする制度
(CASBEE横浜認証制度)で、最高位の評価「Sランク」で認証しました。」
とか
「当マンションはCASBEEで、最高評価の「Sランク」を取得しています」
のように、環境に対する意識の高さを示すツールとして利用されていて、
日産は、建築主が「CASBEEのSランク」を取得することを条件としたと聞きます。

この制度がうまく生かされるかどうかは、環境意識の高さの価値を
みんながどのように判断するか。という点にかかっているといえるでしょうね。
「少し高くても、CASBEEの評価が高い分譲マンションのほうが売れる。」
となれば、どんどん普及するでしょうし
ユーザーへのアピール度が低ければ、伸び悩むでしょう。

いまのところ、床面積が2000平米とか5000平米といった、超大型で公共性のある
建物の以外CASBEEを利用することはないと思いますが、将来的には、一般住宅用
のCASBEEも検討されていますので、何らかの形で影響してくるかもしれませんね。

CASBEEが普通の住宅に影響するのはもうちょっと先のことに
なるとは思いますが、環境に与える負荷がどんなものかを
計算して評価できる仕組みは興味深いですね。

しかも、地域ごとに評価基準が違ったり
建物の規模や用途ごとに評価ツールが異なるといったように
たくさんのCASBEEがある点も面白いところです。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

自分が使っている建物を、なるべく環境に負担をかけないようにしよう
という意識をお持ちの方も多くなってきましたので、
たまにはこういうお話もいいかと思いまして。
すぐに役立つ話ではないと思いますけど。(^^)

ちょっと筋肉痛です。
間違いなく棟上げの影響ですが、当日から筋肉痛になるなんて若い証拠ですよね!
・・・なんて言ってるのがオッサンくさかったりして。(^_^;)

重い荷物を運んだわけでもなく、立ってただけなのに、
筋肉痛だなんて、鍛え方が足りませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい一週間をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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