135 『安全な階段(2)』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2007/07/12 発行 ◆━
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    ●○○●○ 住まいの仕立て屋さん vol.135 ○●○○●

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 ●はじめての方へ

  ようこそいらっしゃいました!

  この「住まいの仕立て屋さん」は、住まいの専門家
  koba が、サラッと読めて役に立つ?!・・・かもし
  れない情報に元気が出る”ひとこと”をそえてお届
  けしています。末永ーいお付き合い、よろしくお願
  い申し上げます。=^_^=

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  1週間ぶりのkobaでございます~~~
  お元気でいらっしゃいましたか?

  こちら北九州では、
  まるでスコールのようなどしゃぶりだったり、
  夏のような天気だったり
  変な天気が続いています。
  どんどん亜熱帯化が進んでいるみたい。

  もしかしたらもう少し先の世代では
  建物ももっと低気密で通風性のよい
  まるでバリのリゾートのような建物が
  望まれる時代がくるかもしれませんねーーー。

  それでは家づくりメールマガジンの
  はじまり、はじまり~~~です。(^o^)/
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 ☆特集 建築士のホンネ
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 □□□□        『安全な階段(2)』
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  前回に引き続き、カイダン話です。(笑)
  特に安全に欠かせない手すりの話をしてみたいと思います。

  階段の手すりは、踏み板の先から75センチから80センチくらいの位置に取り
  付けます。これはあくまで標準的な取り付け位置でして、
  身長や体格、使いやすさやご希望に合わせて取り付けするのが基本ですから
  これより高くなることも低くなることもあります。

  バリアフリー対策として廊下に手すりをつけることもあります。
  ご高齢の方にとっても喜ばれます。
  廊下の手すりも階段と同様に75~80センチくらいが標準的な高さですが、
  車いすに対応する場合は床から60センチくらいの低めの位置が適当です。
  その場合は一般的な手すりのほかにもう一段余分に取り付けることもありま
  す。病院の廊下はそうなってますね。
  階段にも低めの手すりをもう一段つけると小さいお子さんにも安心して利用
  してもらえます。

  階段は住宅の中でも上下に移動するという変化の大きい特異な空間です。
  設計しだいでは大きな見せ場にもなりますし、小粋な空間に仕上げることも
  できる楽しい場所です。
  たとえば階段の手すり一つでも、ざっくりとした無骨な木製の手すり
  鉄のプレートでつくったシンプルでスタイリッシュな手すり
  手すりを籐で編みこんだ自然な手触りの手すりなど
  にしてみると雰囲気がグッと違ってきます。
   今日のpoint

  ●階段には転落防止のため手すりをもうける。
   標準的な手すりの高さは75~80センチ
   体格に合わせて調整しても良い。

  ●2段の手すりは、ユニバーサルデザイン
   あらゆる人に対応するのに有効。

  ●手すりは、体を支える転落を防止するという
   基本的な機能をクリアした上でいろいろ遊べる
   楽しい安全設備です。
  それでは! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

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 ■建物見学のススメ
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 ●建設中の建物をご見学いただけます。

 ●完成してお住まいのお家をご案内させていただくことも可能です。
  ご見学いただいた方からは、
  「本当にお住まいのお家だからとっても参考になりました!」
  「住んでいる方のお話を聞けたので安心しました!」と好評です。
  (実際に生活をなさっているお住まいをご厚意により訪問させていただいて
  います。早めにご連絡ください。)

  ▽お申込み方法
  koba@eplan2u.com まで、
  お名前  :
  ご連絡先(電話番号):
  見学希望人数 :
  見学希望日時 :(←何日か候補日をいただけると助かります。)
  を明記の上、件名を「建物見学希望」として送信してください。

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 ■編集後記
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  2週連続で階段のお話でした。
  階段みたいに高さが変化するところは子供にとっても
  楽しい場所です。子どもが大人と同じ高さの目線になれる
  ところなんてそうそうないですからね。
  階段わきの壁にちょっとしたのぞき穴なんて設けてあげると
  大人も楽しい空間になります。

  会社の車がナビつきになったのはいいんですが、
  すぐに高速道路に乗せようと誘導してくれるんで
  困ってます。(笑)

  台風がやってきてますね、どうぞお気をつけください。
  あなたに楽しい1週間が訪れますように!

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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