177 『依頼先の決め手』

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2008年5月5日 第177号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたか。kobaです。

ゴールデンウィークもおわり
今朝はふだんどおりの通勤通学風景でした。

よく休み明けの仕事はツライなんて言いますが、
私は休み明けの仕事、結構楽しいんですよ。
強がりじゃなく。(^^)

建て主さんたちが楽しみに待っててくれてますし、
自分を必要とする人がいるというだけで
やる気がわいてきます。

それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『依頼先の決め手』

今回は静岡県のMさんからいただきましたご質問というか
ご相談にサラッとお答えしたいと思います。

趣旨はこうです。

「家づくりの依頼先を選ぶため、いろんな住宅会社や
ハウスメーカーの話を聞いてみたけど、各社言うことが微妙に違うし
どの性能を重視して選ぶべきかわからなくなってきました。
どうしたらいいですか?」

なるほど、かなり追い込まれてますね。
カタログの小さな数字に気をとられているうちに
だんだん全体が見えなくなってくるもんです。

住宅業界のこと、ちょっと大きめに見てみましょうか

耐震性能も法律の整備が進んだおかげで、新築住宅はどれも耐震性能のレベルが
上がっていて差別化が難しくなってます。
高気密、高断熱化も、やりすぎは体に良くないという話も出てきて
商品価値としては一息ついてきました。

これからは長寿命対応、環境に優しい、防犯性能が高い
こんなコンセプトの商品が注目をあびるようになるという予測があるようです。

住まいの性能は商品価値としてアピールしやすいですからね。
これで差別化できれば楽に仕事ができるというところですが、
ほとんどの住宅会社は、一般に流通している素材や技術を組み合わせて
住まいを商品化している現状差別化をはかるのは難しいのです。
ですからどこも似たり寄ったりの性能になってくる。

というのは家の性能の話。
ハードとソフトでいえばハードのほう
商品価値としてアピールしやすいですからねハードは。

家づくりにもソフトの部分があります。
私は、実は家づくりってソフト面が大切じゃないかな、
なんて思っています。

では、家づくりのソフト面ってなんでしょう。

私は、何でも気さくに相談にのってもらえるか? とか、
暮らしの価値観をわかってもらえるか?
なんてことがソフトの部分だと思います。

自分が何をしたいかを伝えられる。
自分が実現したいことをわかってもらえる。
そして実現する方法をアドバイスしてくれるパートーナーかどうか。

ある意味、これほど大事なことってないかもしれませんよ。
フィーリング、相性、なんてアバウトな部分ですけど。

家づくりって、よく結婚やお見合いにたとえられます。
住む人と家づくりパートナーさんとのお見合い。

お見合いの相手を見定めるときに、
収入、身長、学歴なんてのが、耐震性などのハード面とすると、
ソフト面は、人がら、性格、趣味。
フィーリングがあう、話しやすい というのもそうですね。

法律よる規制や技術力の均衡でハード面のレベルが満足できる範囲に
そろっているとしたら、
お見合い相手のお給料が何万円か違っているくらいなら
あとはフィーリング、気持ちの伝わりやすさで
判断してもいいかもしれませんよ。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

ゴールデンウィークに休みが取れたので洞窟探検してきました。
大自然に包まれると気持ちもゆったりしますねー。

歩きやすく整備された観光地ではあったんですが、
洞窟といっても地下80メートルくらいの深~いところだし
大きな川が流れていて、ときおりシズクが落ちてきて
冒険気分も十分楽しめましたよ。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい一週間をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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