220 2つの介護支援住宅

こんにちは、kobaです。
お元気でしたか?

景気対策の効果でしょうか、
この機会に住まいづくりを。と
考える方が増えてきたような気がします。

こちらからお話しするまでもなく
ちゃんと社会情勢をキャッチしていらっしゃいますね。

それでは今週も、はじまりまーす。(^o^)丿
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『2つの介護支援住宅』
私は、高齢者や障がいをお持ちの方の住まいの改修等の
相談を受ける相談員をやっています。

先日、その相談員の関係で講習を受けてきましたので、
講習内容を少しご紹介したいと思います。
講習では2つの住宅改修事例についての紹介がありました。

【自立支援型】
ひとつは、自分で電動車椅子に乗ったり着替えたり、
時間はかかっても人になるべく頼らないで前向きに生きる方のための改修事例

【介護支援型】
もう一つは、寝たきりのお父さんのお世話をさまざまな福祉器具をうまく
利用することで介護の負担を軽減されているケース。

最初の方なんて電動車椅子でスーパーに行ったり
喫茶店でお茶したりされるんですよ。
半身動かないハンデを感じさせないくらい生き生きされてます。

いずれも、ご家族も非常に前向きで
それを応援する住まいの仕事も楽しいだろうなと感じました。
介護を支援する住宅を考えるときに
気をつけなくちゃいけないなと思うこともありました。

それは、あまりに先回りしすぎないことです。

本人はまだ動けるのに、先のことを考えて
どんどん動かなくてすむように設備を整えてしまうと
かえって身体の機能の衰えをすすめてしまうおそれがあるからです。
親切がアダになるケース。

健康な人でも寝たきりの生活を数ヶ月でも続けたら
どんどん体力が衰えますよね。
逆に少しずつでも運動すれば体力がついていく。

適度な負担は機能回復に必要なのです。
その程度を見きわめるのは難しいところがありますけどね。
みんなで協力すればいい形を作り上げられるんではないかと
思います。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!!\(^o^)/

■■ 編集後記

こんにちは。kobaです。
新年度を迎えて相談員の更新手続きからの話題でした。

こういう話はいずれ自分にもかかってくることですから
興味深く聞かせていただきました。

新築の計画をするときに
ご家族の将来を頭の中でシミュレーションするのですが
事例をたくさん知っておくと何かの機会に役立つものです。

いろんな形で、さまざまな経験をさせていただいて
ありがたいなぁと思いますねー。

新年度もますます勉強!がんばります!
それでは皆さん、ごきげんよおぉーー (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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