前日のしとしと降り続いた雨がウソのような、
この上ない上棟日和。
現場も順調すぎるペースで、
いつもより少し先の工程まで進みました。
朝には、土台しかなかったんですけどね、
夕方には、屋根の防水まで完了。
ここまではいつもどおり。
少し先の工程というのは、
構造体の補強部材、筋交いや間柱の取り付け。
補強工事が少しでも進むと安心ですね。
関係者の皆様、ありがとうございます&お疲れ様でした!
この住まいの名前は「 3+ 」
安定と挑戦という意味をこめて命名しました。
その名の通りいろんなことに挑戦させていただいてます。
パッシブソーラーの考え方に基づく設計はいままでどおりなんですが、
木材利用ポイント制度に対応できる仕様を採用したり、
いままでにない”低重心”設計に挑戦してみたり、
災害にも強い住宅になります。
非常に安定感の高い低重心設計は、
もともとは室内の快適さを追求するところからはじまったものでした。
落ち着く空間、ちいさくても広がりを感じる空間を目指すことと、
災害に強い住宅をつくることという2つの目的を
一石二鳥で実現することになったのです。
いや、それだけではないですね。
使用する木材の量も減らすことができますし、
冷暖房の効率も上がります。
昔からある日本の住宅の良さを、
現代の暮らし方にあわせて再度見直しただけです。
特別な機器など使っていません。
低機能であることがこの住まいの強みです。
もったいぶることはないので説明しますと、
天井高さの設定をこまかく見直し、
建物全体の容積(気積)を減らし、
木造の軽さを生かしつつ重心を低くおさえた。ということです。
・・・わかります?
・・・わかりませんよね。(^-^;
また、どうにかして説明しますね。(^-^)
災害に強く、環境への不可も低いこの住宅は、
私としては、これからの住まいのひとつの有り方だと思っています。
ある程度完成に近いところまで来ないと
すべてを感じていただくのは難しいかもししれませんが。。。
あ、そうそう。
いまなら見えるもの、ありました。
木材利用ポイント制度のツボというべき仕様が見えますね。
材料の使い方がいつもとちょっと違うんです。
ご興味があれば現地でご説明させていただきますよ。
遠慮なくお声かけください。
ではでは。
Project:3+ (現場カメラ)
棟梁:伊藤
監督:浅原
設計:小林
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