工場見学&入浴体験レポート。パナソニックさん

パナソニックさんの工場見学してきました。
見学させていただいたのは、キッチンの製作過程。
当然ですが、工場は撮影NGです。(^^;

2つの製造施設を見学させていただきました。
1つは、人造大理石カウンターの製造ライン、
もう1つは、カウンター下におさまる箱モノの製造ラインです。

 

ゼンゼンほこりっぽくなく、切削機械が稼働しているとは思えない空気のよさ。
見た感じ作業員の方の半分以上が女性で、
機械化が進んでいて安全な環境が保たれているという印象を受けました。

 

パナソニックキッチンの特長は、
人造大理石カウンターが一体成型であることです。
この工場では、天板とシンクが一体成型できる
特殊な型枠を使って製造されています。

 

一般的な人造大理石カウンターの場合、
カウンター天板とシンク部分は別々に製造します。
カウンターにシンクとコンロ用の穴をあけ、シンクと天板を接着するという工程です。
シンクとカウンターの継ぎ目はとっても綺麗で手でさわってもわからないほどきれいです。
正直なところ、一体成型したものと遜色ありません。

 

そこじゃなかったんですね、見学してわかりました。
継ぎ目じゃなかった。
一体成型のメリットは「使い勝手」でした。

 

パナソニックのシンク、奥行が深いこと知ってたんです。
それと一体成型の関係がつながりました。

 

シンクと天板を接着する方式だと、接合部を補強する部材が必要です。
この部材がシンクの奥に設置されるんですね。
補強材のために使えないスペースができてしまう。

一般的にはシンクの奥側にできる、この使えないスペースが、
一体成型することで接着しない構造のパナソニック製カウンターの場合は、
シンクの作業面積に回せてるんですね。

 
 

一体成型カウンターできた

強いので補強材を減らせた

シンクの奥行きをゆったりできた

中華鍋が置きやすくなった

 

 

そういうことだったんですね、
今ごろわかりました。
ごめんなさい。(^^;

 

スペースが厳しい計画のときに、
この奥行きが強い味方になってくれそうです。

2550の標準キッチンと
同等の作業スペースを確保できる
キッチンの幅とか計算できそうですね。
今度調べてみましょう。

 

もうひとつ面白い体験をさせてもらいました。

入浴体験です。(^^)

 

 

トップの写真、モヤっててすみません。
入浴体験したシステムバスなんですけど、
湯上りに撮ったので曇っちゃいました。(^^;

 

「美泡湯(びほうゆ)」という機能の、
最新バージョンを体験させていただきました。

 

温度設定を確認すると、
自宅より低めの湯温ですが、
そのままスイッチオン。

15分間の
美泡湯の旅がはじまりました!

 
作動音は静かです。

細かな泡で満たされてきます。
1分ほどで、お湯が白濁。
じんわりした流動感はありますが、
バブルバスのようにボコボコしません。

 

自宅より低い温度設定なのに、
不思議と体感的には十分です。
これって個人差があるのかな?

15分後には、いつも以上にぽっかぽか。

もう完全にくつろぎモードに入ってしまって、
このあと仕事に戻るのが信じられないほどでした。(^^;

 

私と同じように感じられるのなら
これは違った切り口のエコなのかもしれないなって思いました。
湯温を下げても快適なのがスゴイです。

あまり知られてませんけど、
給湯の消費エネルギーって大きいんです。
冷房と暖房を合わせたのと同じくらいの年間消費量ですから。

 

快適になって、
経済的になって、
無理なくエコにも貢献できたらいいですね。(^^)

 

そうそう、シャワーホースって工夫できませんかね?
ホース無くしちゃうとか。

お掃除にも、
バリアフリーにも、
良さそうだけどなー。

そんな妄想が浮かんだ帰り道でした。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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