コンセントボックスの穴

コンセントの穴、ではなく、
その奥のボックスの穴。
と、いいつつ上の写真はスイッチのボックスでした。(^^;

コンセント、スイッチ、共通のお話なので、
配線ボックスってことでいきます。
そこの断熱対策の話です。

こういう地味ーな話をするのが好きなんです。
お許しくださいませ。

配線ボックスの断熱対策は、「すき間風」対策です。

コンセントやスイッチの奥は、箱状になっていて、
ボックスの中で電気配線とつながっています。

いろんな方向からくる配線に対応するため
配線ボックスには切込みや、ビス用の穴がたくさん空いてます。
このボックスが気密シートをつきやぶってしまうと
期待した性能を損なってしまいます。

外壁には断熱材が入り、その室内側には気密シートを張り巡らせています。
配線ボックスは気密シートに穴をあけ取付けます。

気密シートの性能を維持しながら配線ボックスを取付けるための対策が、
配線ボックスカバーの施工です。
配線ボックスをまるごと包み込むカバーを取り付け、
気密シートに密着させます。

このカバーの施工により気密層の連続性が維持できます。

下の写真がその状態。
現在進行中の現場の配線ボックスです。

仕上がってしまえば、見た目にはわからないし、
ご入居後にも気が付かれることもない部分ですが、
お部屋の快適性には貢献できているハズです。(^^)

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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