「絵と言葉の一研究」 寄藤文平著

書き初めではなく、読み初め。
2014年の読み初めはこの本でした。

「わかりやすい」デザインを考える
「絵と言葉の一研究」 寄藤文平著

 

著者の寄藤文平さんは、
一目見たらわかる独特イラストを描くデザイナーさん。

「大人たばこ養成講座」とか、どこか淡々とした世界観が好きです。

こんな動画もありました。

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まだ何本かありますね。

「大人たばこ養成講座」(YouTube)

本の話に戻りましょう。

本で面白かったのは、寄藤さんが悩んでいる姿。(^-^)

この本、ノウハウ本ではないです。
経験を伝える本ではあるけど。

求められる能力と、自分が思う価値のズレ。
急速な消費との戦い。

なんか共感できる部分があるんですよね。
無理やり住宅設計の仕事に置き換えてみましょうか。

そうですね・・・

・・・

設計者が追求したい「技術」と

住み手が求める「気持ち」というズレ。

住み手からすれば、
自分の暮らしのクセを気兼ねなく話せることが、
価値だったりするわけで。

んーーー、

もうちょっと、もどかしい感じ。

ようは
人が魅力に感じてくれる部分と、
自分が魅力を出したい部分のズレなんですよね。

相思相愛だったとしても、
自分が思う長所と、相手が好んでいる部分とは
違うことがある。

そこは、共感できた部分。

この本では、そこから先のところも描かれてます。
もっと本質を追及することで
デザインの消費に終わらなかったという
部分を明らかにされてます。

それを知ったからといって
寄藤さんのマネなんて全くできませんけどね。
もっと自分の本質を追求したいなって思えました。

わかります?

わかりませんよね?(^-^;

説明力をアップしようと思って読みましたが、
努力なしには無理ですよね。がんばろ。(^-^)

この本読むまで、寄藤文平さんて
何でもサラリとやってのける方だと思ってました。
あのデザインが、葛藤して困ったすえ、
できてるとは夢にも思わなかったです。

読み初めの一冊としては最適でしたね。

どんどん絵を描きたくなったし、スッキリしたし、
自分にも色んなものが生み出せそうな気分になれました。

よかった。よかった。[/fusion_builder_column][/fusion_builder_row][/fusion_builder_container]

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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