透明なマルがいっぱい

現場で見つけた、マル。
何に使うかはここでは説明しませんが、
これはですね、大工さんの丁寧な仕事の痕跡です。

気づかれないほど自然に仕上がれば、
うまくいったってこと。
世の中には、透明な仕事というものがありますね。

建築士の仕事にも 透明 があります。
それも2通り。

一つは、あたりまえの透明
丈夫さ、安全性、断熱性能、管理のしやすさなど、
特に要望がなくとも、あたりまえのことをあたりまえにやるところ。

もう一つは、同化の透明。

建築士の仕事としては、
デザイン、使いやすい機能の提案といった部分が目立ちますが、
そこを支える「説明する」という仕事も 透明 が理想です。

住む人が、スッキリ正しく判断できる図面や言葉、
イメージを膨らませ準備する力。見事な仕事。

「それ!好きです!!なんでわかるんですか?」
と、ここまでくれば気持ちがもう一体化してる感じですね。
このくらい価値観を共有できたら嬉しいですね。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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