毎年恒例の、大工さんたちとのお花見会。
夜、冷え込むかな?と思って厚着して、
カイロまで準備していったけど、
あったかかった。(^^;
場所は小倉城。
お花見の前、少し時間があったので、
小倉城の周りを囲むお堀のそばを散策しました。
堀にはコイやらカメから泳いでます。
通勤やお買い物やお花見以外の人たちも
通り過ぎていく場所。
満開ではちきれそうな桜以上に
人間観察が楽しいところです。(^^)
あるおじさんたちの会話に
興味をそそられました。
小倉城のお堀の横を歩く3人のおじさん。
「ねーねー、あれ、なんていうか知ってる?」
おじさんの一人が言いました。
ボクはというと、
水に浮かんで漂っている桜の花びらがきれいだなー。
と思ってシャッターを切るところ。
おじさんが指差したのは、
まさに撮影しようとしていた水に漂う花びら。
「ねーねー」と、他の二人に呼びかけるおじさん。
あー、気になる。
写真に撮ろうとしていたものが、何ていうものなのか、
あんな風に言われたら興味がわいちゃいますよね。
ガマンできなくなって、
撮影をやめ、何気なーいかんじで、
おじさんたちについて歩くことにしました。
で。
おじさんの会話、解答編。
「あれね、はないかだ っていうんだよ。
花のね、筏(いかだ)だって!きれいな言葉だと思わん?
ね、すっごくきれいな言葉だよねっ!ねっ!」
ほかのおじさんは、いまいち低体温な反応。(^^;
花びらのかたまりが、
水に揺られて くっついたり、離れたりする様子は
たしかに筏みたい。
粋な言葉じゃないですか。
おじさんの情緒豊かな感性のおかげで、
ちょこっといい気分になれました。
ありがとう。
コメント
コメント一覧 (2件)
kobaさんお久しぶりです
きれいな言葉ですね
花筏 咲いている花も好きですが
水面に浮かぶ花びらも素敵です
そういえば今年は桜をちゃんと見ていません
mokoさんお元気でしたか?
花びらがイカダのように流れていく様子を例えたのでしょう。
情緒があって素敵ですよね。
事務所のそばにはまだ散らずにがんばっている桜がありますよ、
もしかしたらmokoさんの近くにも、頑張ってる桜がいるかもしれませんね。(^^)