書き初めではなく、読み初め。
2014年の読み初めはこの本でした。
「わかりやすい」デザインを考える
「絵と言葉の一研究」 寄藤文平著
著者の寄藤文平さんは、
一目見たらわかる独特イラストを描くデザイナーさん。
「大人たばこ養成講座」とか、どこか淡々とした世界観が好きです。
こんな動画もありました。
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まだ何本かありますね。
本の話に戻りましょう。
本で面白かったのは、寄藤さんが悩んでいる姿。(^-^)
この本、ノウハウ本ではないです。
経験を伝える本ではあるけど。
求められる能力と、自分が思う価値のズレ。
急速な消費との戦い。
なんか共感できる部分があるんですよね。
無理やり住宅設計の仕事に置き換えてみましょうか。
そうですね・・・
・・・
設計者が追求したい「技術」と
住み手が求める「気持ち」というズレ。
住み手からすれば、
自分の暮らしのクセを気兼ねなく話せることが、
価値だったりするわけで。
んーーー、
もうちょっと、もどかしい感じ。
ようは
人が魅力に感じてくれる部分と、
自分が魅力を出したい部分のズレなんですよね。
相思相愛だったとしても、
自分が思う長所と、相手が好んでいる部分とは
違うことがある。
そこは、共感できた部分。
この本では、そこから先のところも描かれてます。
もっと本質を追及することで
デザインの消費に終わらなかったという
部分を明らかにされてます。
それを知ったからといって
寄藤さんのマネなんて全くできませんけどね。
もっと自分の本質を追求したいなって思えました。
わかります?
わかりませんよね?(^-^;
説明力をアップしようと思って読みましたが、
努力なしには無理ですよね。がんばろ。(^-^)
この本読むまで、寄藤文平さんて
何でもサラリとやってのける方だと思ってました。
あのデザインが、葛藤して困ったすえ、
できてるとは夢にも思わなかったです。
読み初めの一冊としては最適でしたね。
どんどん絵を描きたくなったし、スッキリしたし、
自分にも色んなものが生み出せそうな気分になれました。
よかった。よかった。[/fusion_builder_column][/fusion_builder_row][/fusion_builder_container]
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