既存住宅状況調査技術者講習もきた

「一級建築士定期講習」の動画視聴を終えて、ちょっとほっとしたところですが、別の資格である

「既存住宅状況調査技術者講習」のテキストもやってきました。

こちらも建築士講習と同じで動画講習受講完了後に終了考査があります。

既存住宅状況調査技術者は、建築士で国土交通大臣の登録を受けた講習を修了したもの。

3年ごとに更新講習があります。中古建物の健康診断をして現在の状態を客観的に報告するのが主なお仕事です。

既存住宅状況調査の報告を受けることで、中古建物を購入しようとする人が安心できたり、改装計画を立てやすくなったりします。

社会的にも中古建物の流通を活性化させ、深刻化する空き家問題の解決に役立つと期待されています。

すごく使える制度なのに、一般の方への知名度がイマイチ。

購入を検討する人にはもちろん、空き家を所有する人にとってもメリットがあります。

自分が所有する建物の状態を、資格者による報告書で把握できますし、購入希望者に提示することもできます。

購入する人は、何か問題が隠れているんじゃないかという不安が大きいんです。傷んでいると分かればそれを前提に計画すればいいだけなので。

みんなが安心できる取引のために役立つことができたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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