石膏ボードの話

壁仕上げの下地材には、石膏ボードを使います。

珪藻土のような塗り壁でも、
塗料で仕上げる場合でも 、
ビニールクロスにする場合でも。

いったん部屋を石膏ボードでくるむのが基本です。
なぜ石膏ボードでお部屋をくるむのかというと、
石膏ボードの延焼をおさえる力に期待して。(^^)

石膏は、自分の中に結晶水を含んでいます。
火事などで高温になったとき、この結晶水を水蒸気に変え吐き出し、
火の回をおさえてくれるのです。
厚さ12.5ミリの石膏ボードの場合、約20分間燃えずにがんばってくれます。
初期消火に役立ちますよね。

ちなみにハウステップでは2色の石膏ボードを使い分けています。
一般用と水まわり用です。
お部屋や廊下などは、クラフト紙のようなベージュ色の石膏ボード、
脱衣室やトイレには、薄いグリーンの「耐水石膏ボード」。
直接水が掛かることもないでしょうけど、念のため。

もし現場見学などで、石膏ボードをご覧になる機会がありましたら
色違いの石膏ボード探してみてくださいね。(*^^*)

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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