現場で見つけた、マル。
何に使うかはここでは説明しませんが、
これはですね、大工さんの丁寧な仕事の痕跡です。
気づかれないほど自然に仕上がれば、
うまくいったってこと。
世の中には、透明な仕事というものがありますね。
建築士の仕事にも 透明 があります。
それも2通り。
一つは、あたりまえの透明
丈夫さ、安全性、断熱性能、管理のしやすさなど、
特に要望がなくとも、あたりまえのことをあたりまえにやるところ。
もう一つは、同化の透明。
建築士の仕事としては、
デザイン、使いやすい機能の提案といった部分が目立ちますが、
そこを支える「説明する」という仕事も 透明 が理想です。
住む人が、スッキリ正しく判断できる図面や言葉、
イメージを膨らませ準備する力。見事な仕事。
「それ!好きです!!なんでわかるんですか?」
と、ここまでくれば気持ちがもう一体化してる感じですね。
このくらい価値観を共有できたら嬉しいですね。
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