TOTOさんの工場を見学しました。
NPO法人cocolonのつながりがきっかけでしたので、
cocolonスタッフとしての参加です。
工場見学の前に20分ほど
TOTOさんについての説明。
会社の歴史って面白いですね、
短時間でも心に響きました。
あと数年で100歳を迎える大企業の歴史、創業者の想い。
「実体をつかみなさい。影は自然についてきます。」
良品をつくり満足していただくこと、それが実体。
利益はその影。
(そういった主旨の言葉でした。(^-^;)
創業時の思想が、今も伝統として受け継がれてます。
工場は、なぜ小倉だったのか。という理由も興味深かったです。
原料、燃料、流通、といった製造の諸条件を
クリアするのに合理的な場所だったんですね。
そこに、縁あって自分がいる。
なんだかそれも不思議な感覚です。
そうそう、
肝心の工場見学の感想。
もう「驚き!」の一言しかありません。
成形したばかりの粘土が
焼いて縮んで、寸法通りに仕上がる。
あんなにデッカイのが、あんなに縮むのに
ちゃんと水漏れしない精度で仕上がるのだから
もう魔法のようです。
いくら工場の温度や湿度を調整してるとはいえ、
材料は自然のものですからね。
手仕事の工程も多くてビックリです。
重いうえに傷つきやすい商品ですから、
体力も注意力も必要でしょう。
作業する方の集中力もスゴかったです。
見学させていただいて、
私の感覚が変わりました。
トイレが「工業製品」から「磁器」になりました。
つくり手の顔が浮かぶようになったからでしょう。
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