こんにちは、kobaです。
お元気でしたか?
潮干狩りシーズン到来!のようですね。
私もありあわせの割りばしで、砂をホジホジしてみたんですが
まったくダメでした。
道具を持っている人たちは大漁だったみたい。
アサリやらハマグリやら・・・
まさか潮干狩りしてるとは知らなかったもんなぁ
やっぱり、事前のリサーチ、
事前の準備が大切なんですよね!
それでは今週も、はじまりまーす。(^o^)丿
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『お引越しには・・・』
人と環境に優しい京間(きょうま)のお話です。雑談です。(^^)
寸法の単位、1間(いっけん)は約1.82mです。
関東間の場合、柱や壁の中心で1間と計算するのに対し、
京間の場合は、畳の広さが1間です。
同じ6帖でも京間のほうが2割近く広いことになります。
内のりで寸法が決まるというのは設計しにくいのですけど、
人が住む空間の広さにあわせて壁を配置するというのは
”住みか”としては本来の形に近いんじゃないかと思う部分もあります。
ちなみに、メーターモジュール(柱間隔1mを基準としたグリッド)で設計する
と京間に近い空間がとれます。。
話を戻します。
京間は、内のりで寸法が決まっているので、畳や建具の大きさがそろいます。
だからできた。ということですが、これに関してはおもしろい話がありますよ。
京都の貸家では、畳と建具は、入居者もちだったそうです。
ですから、引っ越しのときは畳とふすまを持って
次の入居先へうつります。
これって実はかなりすごいこと。
畳の大きさと建具の大きさが共通化されていて使い回しがきくのです。
リサイクルが可能だし、部品も共通化できるし
合理的で先進的な考え方。
自動車も部品がリサイクル可能なつくり方に変わってきているように、
住宅の部品も精密に解体すれば再利用できる。
せっかく丹精込めてつくった建具がゴミと化すのではなく
次の代に受け継がれていくなんて素敵だと思いませんか?
それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!!\(^o^)/
■■ 編集後記
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます。
今回はお引越しシーズンにあわせた話題にしてみました。
京間って関東間より広いんですよ。という内容のお話を
以前に書いたことがあります。
ちょっとカブってますがお許しくださいね。
今回のテーマには、精密解体、木材のリユースという考え方も含んでみました。
住宅の精密解体というと莫大な費用がかかるイメージがありますが、
実際のところはどうなんだろう?と実験したデータがありますので
別の機会にお話してみようと思います。
お楽しみに!
それでは皆さん、ごきげんよぉーーー (^.^)/~~~