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■ 週刊サラッとマガジン
●「住まいの仕立て屋さん」
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2007年11月9日 第152号
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■ はじめての方へ ■
ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、サラッと読めて役に立つ?!
情報と元気が出る”ひとこと”をお届けしています。
■ ごあいさつ ■
こんにちは、kobaです。
ようやく紅葉もちらほら見えるようになってきた今日この頃
いかがお過ごしでしょうか。
先日、カキの名産地で打合せがあったのですが、
採れたてのカキが店先にならんでいて
とっても美味しそうでした。
炭火でパチパチ焼いて、おしょうゆをたらして
ふくふくとしたカキをツルリンと食べてるところを
思い浮かべただけでヨ、ヨダレがー。(笑)
それでは今週も、元気にいってみましょー。(^o^)/
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『小屋裏収納とロフト』
屋根裏の収納庫とロフト
まったく違うもののようですが、どちらも条件を満たせば、
床面積に算入しなくて良いとか階数としてカウントしなくて良いとか
おトクな規定を適用できる点で、建築の法律上はとても近い存在なんです。
まず、なぜ床面積に入れなくて良いのがおトクかというと
建てられる建物の面積というのは敷地面積との割合で決まるのですが
敷地面積が狭い場合は、小さな建物しか建てられません。
それでもできるだけたくさんのスペースを使いたいですよね。
そんなときに、この床面積に入れなくても良い小屋裏収納とか
ロフトを活用すると実際に使える面積をのばすことができる
ということです。
階数の方では、2階建ての建物が3階建てとみなされてしまうと
建物全体に非常に厳しい規定が適用されることになってきます。
当然コストアップにつながりますので、できれば避けたいところです。
では、小屋裏収納とかロフトと一般的なお部屋や収納の違いは
どんなところにあるのでしょう。
まず第一は、お部屋の高さです。
小屋裏収納やロフトは、一番高いところでも1.4m未満でなくてはなりません。
大人だときちんと立つことは難しいですよね。あくまで建物のスキマを利用する
ということで床面積から除けるのですから納得できる数値だと思います。
でも、1.4m近い高さがあれば座ってすごすには不自由はないし、横になるに
は十分すぎます。うまく計画すれば結構快適な使い心地を楽しめます。
もう一つの条件は、小屋裏収納やロフトの広さの制限です。
出入り口のある階の面積の2分の1以下でなくてはならないと決まっています。
2階の天井裏を2階から利用する場合は、2階の面積の2分の1以下となります。
小屋裏収納やロフトの出入の方法についても規定があります。
屋根裏に上がるためのハシゴは固定してはいけないというものです。
(折りたたみ収納タイプは可)
部屋の横から利用する場合は、たとえば2階のお部屋から1階の屋根裏を使うよ
うな場合ですが、扉などでキチンと区画する必要があるようです。
小屋裏収納やロフトの規定については、そのケースによって、役所の判断が異な
る場合もあるので、計画段階でよく相談しておいたほうがよいということも
申し添えておきましょう。
ではでは、知恵と工夫で楽しい住まいづくりをお楽しみくださ〜い!(^o^)丿
■編集後記
ホームページのメールマガジンバックナンバーを旧サイトから移動しています。
150部以上にもなると結構大変な作業ですね。
残すところあと40部ほど、
次回のメルマガまでには何とか作業完了したいところです。
昔の読むと誤字脱字だらけ、
こんなものを皆さんに読んでいただいていたのかと
恥ずかしいですねー。
でも、私のあわてものぶりまで含めて
自分のメルマガだと心に言い聞かせて公開してます。
↓ よかったらのぞいてみてくださいねー
http://www.eplan2u.com/modules/cocochi_melmaga/content0001.html
それでは、また来週〜〜〜(^.^)/~~~