住まいづくりをホンネで語る「木曜日のコラム」
住まいの専門家 koba(こば)が、
たわいもないこと書き綴ります。(*^^*)
『トイレの音を消す方法』
トイレの使用音を ”音で消す” ことについて考えてみます。
トイレ使用音を音で隠す装置ってご存知でしょう?
スイッチを押すと音楽や環境音が流れます。
「排水回数が減りコスト削減に役立った。」という意見がある一方。
「神経質って思われそう。」「トイレ使用中って知らせてるよう。」という意見もあるようで、
最新の機種では、自動で音を流したり音質を変えてみたり工夫されてます。
・・・で、住まいの設計者としてできること。
「外の人に聞こえにくいトイレ」について、
私なりに考えてみます。
まずは間取り。
特に来客に対して聞かれたくないと思うので、
リビングや客間となりそうな部屋にトイレを隣接させない。
玄関付近の配置も気になる場合があるので注意する。
つぎに出入口、建具。
もっとも音漏れに弱い部分。
ドアと引戸でも違います。引戸のほうが弱い。
バリアフリーの面では引戸がいいのですが。。。
最近では防音引戸なんて商品もあります。
音漏れ対策はドアのほうがやりやすいです。
ドアの気密性を上げると開閉時の抵抗が強くなりますけどね。
それに内装。
吸音材を張るのは効果アリですが、デザインがもう一つかも。
やっぱり内装は好みのものを優先して、
壁の中に吸音性の高いものを仕込むほうがいいですね。(^^)
最後に他力本願。(*^^*)
ノイズキャンセリング機能つきトイレ。
これ、できると思うんですよ!
トイレ発生音を、打ち消す音波を発信すればいいんです。
ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンと同じ仕組み。
いいと思うんですけどねー。
もしノイズキャンセリング・トイレが実現するのなら、
デザインも大切にしてほしいです。
機能のために不恰好になるのはイヤ!
新機能つきなのにスマート。
さりげないデザインが希望です。
koba
福岡県北九州市在住
一級建築士
住宅ローンアドバイザー
福祉住環境コーディネーター
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