150 『新しい建築基準法』

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■ 週刊サラッとマガジン
●「住まいの仕立て屋さん」

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2007年10月25日 第150号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、サラッと読めて役に立つ?!
情報と元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■ ごあいさつ ■

こんにちは、kobaです。
ついに携帯電話を買い換えました。いろいろ便利になって楽しいです。
・・・が、伝言聞くのにも悪戦苦闘、マニュアルが手放せませーん。(汗)

このメルマガもついに150号。気分転換にダイエット(リニューアル)してみま
した。携帯電話でも読みやすいかも?

それでは今週も、
はじまりま〜〜す。
(^o^)/

■ 家づくりのホンネとコツ
●『新しい建築基準法』

先日、住宅の着工数が激減して、国土交通省が中小工務店救済支援策のために奔
走しているというニュースを聞きました。

なぜそんなことになったのかというと、
家を建てるときに必要な法律(建築基準法)を大きく変えたにもかかわらず。
対応するための準備が十分でなかったために、なかなか許可がおりず
建物の着工数が激減しているのです。

幸いkobaのところでは、順調に着工できているから問題ないのですが
やはり手続きは今まで以上に煩雑になっています。

さて、これから住宅を建てる人にとってはどのような影響が出るのでしょう。

今回の混乱は、平成19年6月20日に施行された法律の影響ですが、
さらに平成21年の秋ごろまでに段階的に厳しくなっていきます。

1.設計料が値上がりする。
  図面の量が大幅に増えたり、費用のかかる構造計算が必要になるケースも
  増える。

2.新たな保険料の義務付けなどで諸費用がアップする。
  消費者保護の目的で、供託金や保険加入などが義務付けられる影響で
  建築に伴う諸費用などの経費が増える。

3.現場での変更ができにくくなる。
  今までは、強度や性能に影響のない変更は、こういう風に変更しましたよ。
  と報告すればよかったのですが、基本的に許可後の変更は(強度を増す目的
  の変更でも)難しくなるようです。

法律改正の目的は、消費者が安心して暮らすことのできる
社会をつくるということでしょうし、今の世の中には必要な
ことだというのも理解できます。

ただ、限りある建築資金が諸費用にどんどん消えていくのは
もったいないなぁ。というのがkobaの正直な気持ちです。
みんなが法律を守ったら、こういう費用はかからずに
もっと安く良いものが出来るのに。なんて思います。

■編集後記

法律の話をやわらかく書くのって難しいですね。
しかも、まだ右往左往しているさなかの話ですから。
この混乱が落ち着くのよりも、
私が携帯に慣れるほうがいくらか早そうです。(笑)

入院していた監督さん、復帰の見込みがたちました。
ちょっとゴタゴタしましたが、
仕事の混乱もおさまりそうです。(ホッ)

それでは、また来週〜〜〜

最後にひとこと。

韓国のF澤さ〜ん、お元気ですかぁー。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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