171 『無垢材の復元力』

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2008年3月20日 第171号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたか。kobaです。

お引渡しをすませてホッとしています。
4月からの進学に間に合うようにしたいという
ご希望に応えることができて安心しました。

家族全員、元気な顔で
新しいお家から出発してくださること、
新しい暮らしを楽しんでくださることを
こころから願ってやみません。

それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『無垢材の復元力』

「暮らしの知恵袋」みたいになっちゃいますが、
ご質問が多いので、無垢材の床の補修についてお話してみます。

私は杉材のように柔らかい樹種の床材が好きなのですが、
汚れやすかったり、物を落としたりしてキズつきやすいという欠点があります。
その一方、補修しやすいという長所もあります。

まず、表面が汚れた場合。
市販のサンドペーパーで軽くこすると消えます。
床板を突き抜けるほど削るわけではありませんから軽くこすっても大丈夫です。
薄皮をはぐ感じで古い板材でも新品みたいになります。
せっかく出てきた風格がそこなわれる方がイヤだという場合は、
汚れも味ということで納得する方法もあります。(^^)

既製品のフローリングは絶対に削っちゃいけません。
表面の単板が0点何ミリと薄いのですぐに基材が見えてしまいます。
ワックスなどでしっかりコーティングしておけば、
木そのものが汚れる心配はありませんので普段のお手入れさえちゃんとしていれ
ば問題ありません。

ものを落としてヘコんだ場合。
へこんだ部分に水を与えます。たっぷりです。
しみこみにくいので、よく濡らしたタオルなどをおいておくといいでしょう。
しばらく置いておいて、そのタオルの上からジューっとアイロンをあてます。
直にアイロンをあててもいいのですが、アイロンの汚れがつくのでタオルごしの
ほうがいいでしょう。
そうすると、へこんだ床材が水を吸って膨らんできます。
ちょうど、つぶれたスポンジが水を吸って元の形に戻るような感じで復元します。
この復元力も無垢材の魅力です。

ちょうどサンプルで取り寄せた杉板の端材が手元にあります。
なぜかちっちゃなアイロンも目の前にある。
これはもう実験してみるしかないですね。笑
写真も撮って杉板復元実験。
結果はブログかホームページでご報告させていただきます。お楽しみに!

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

新年度にむけて、というわけではないのですが、
新しい打合せバッグが届いて喜んでます。
以前のものより軽くて頑丈で持ちやすいんです。

バッグ、神戸から届きました。
神戸は思い出いっぱいの町なんです。
ほんの数日まで神戸の空気にふれていたバッグだと思うと、
なおさら愛着がわいてきます。(^^)

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい週末をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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