網戸、自分で張り替えできますよ。

メンテナンスの達人が、網戸の張り替えをするというので、
その様子を撮影させてもらいました。

網戸の張り替えって、すごくいいと思ってるんです。DIYの最初の一歩に。
丁寧にやれば失敗しませんし、自分でやり遂げたという満足感を短時間の作業で味わえます。
小さな満足感の積み重ねってとっても大事、次の挑戦へのエネルギーになりますから。

< 網戸張り替えの流れ >

古い網を外す。
網を押さえていたビート(ひも状の押え材)は再利用するので保管。

新しい網を合わせる

ローラーを使い、網をビート(ゴムのひものようなもの)で固定する。

余った網を切りとる。完成!

では、実演です。

張り替える網戸は、これです。
白い網が雨風にさらされ、すだれのようになってます。
網以外の部分はしっかりしていてまったく問題ありません。

この網戸は中残で上下に分かれています。
上下まとめて1面として張る方法もありますが、
今回は元のとおり上下分割した2面として張ります。

1面ごとに四方をビートで押さえ込むので、2周する動きですね。

網は四方をビートを溝にはめ込んであるだけです。
ビートを外すと網は簡単にとれます。

新しい網を取り付けるときも、外したビートを再利用しますので保管しておきます。
まれに、ビートが硬化してボロボロになっていることがあります。その場合は新しいビートと交換します。

新しい「網」は丈夫で張りやすいものがいいですね。
今回は「グラスファイバーネット」を選びました。
強度があり、燃えにくく、ほつれにくい。

網をカットしてもバラバラにならないので初心者でも扱いやすいのです。
タテヨコの繊維がきれいなマス目に接着されてるからなんですが、
とってもスッキリ仕上がります。

中残があり、上段、下段に分かれいているタイプなので
まず上の段を完成させて、下の段にかかる。というように一面ごとに仕上げてゆきます。
ちなみに用意した網のサイズは、90センチ×2メートルです。

そうそう、今回使う道具は2種類だけです。
網戸張り替え用のローラーとカッターナイフ。
この2つは必須です。ローラーは300円くらいから。
カッターは一般的なもので大丈夫です。

もしビートの切れ端などあれば、
張り始めだけ仮止めに利用すると便利です。(わざわざ用意する必要はありません。)

網戸の溝にローラーを使ってビートを押し込みます。
一周して余ったビートはカットして納めます。

ビートの浮きがないか確認したあと、
四方にはみ出した網をカッターナイフで切り落として完成です。

もとの網より透明度が増した感じがするのは、
黒っぽい網に変えたからでしょう。視線をジャマせずスッキリ仕上がりました。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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