側溝がわりに「ネトロンパイプ」を埋設してみました。
夜通し大雨が降った朝、
庭には大きな水たまり。
梅雨時には、そんな場面が何度かやってきます。
庭の植物たちに必要な水分を奪うことなく、
生活に差し支えない程度に
水たまりを処理できればいい。
そんなコンセプトで、水たまりを解消する方法を試してみました。
一般的な排水対策、定番の方法ですと、
側溝をつくり、歩けるようにグレーチングを載せる。
というふうに計画するのですが。
側溝を、ネトロンパイプ。
グレーチングを、レンガに置き換えてみたらいいかも。
と、思いついたので実験してみることにしました。
今後改良する可能性もあるので、
DIYでやってみました。
用意した材料は、
「ネトロンパイプ」50ミリタイプ
長さ4mを2本 1本当たり1200円くらい
不織布 1.35m×5m(半分に切って使うので10m分です) 400円くらい
あとは、手持ちのレンガを40個ほどでしょうか。
この付近には水はけのよい土や砂を使っているので、
新たに購入する必要はありませんでした。
ネトロンパイプというのは、網状になったパイプです。
管のどこからも、水が入りますし
水が抜けてゆきます。
普通に考えたら、せっかくのパイプが穴だらけで意味がないやん。
こんなのなんの役に立つん?って突っ込まれそうな形状です。(^^;
2本のパイプを連結し、埋設する位置に置いてみます。
ちょっと長いですが、どうにか出来そうなので切らずに使ってみることにします。
この管の最終目的地は、
庭に1カ所ある排水マスです。
もともと庭の排水用に準備していたマスなので、
ここに流し込んでも問題ありません。
考え方は単純で。
管に流れ込んだ水がネトロンパイプを通り
マスのふたの穴に抜くというものです。
ネトロンパイプは管そのものが出口でもありますので、
マスの穴の上を通過させるだけで排水できると考えました。
細かな土がネトロンパイプ内に侵入するのを防ぐよう不織布でくるみます。
マスのふたの上は、排水しやすいようむき出しです。
パイプの両端は不織布を丁寧にまいて、目立たない位置に出しました。
あとで点検しやすいですからね。
不織布でくるんだパイプを埋め戻しし、
ネトロンパイプをまたぐようにレンガを敷きます。径が細いのでネトロンパイプに負担はかかりません。
レンガの目地部を広めに透かし水を受けやすいようにします。
レンガ造のグレーチングですね。
水を撒いてみました。
ゆっくりですが、水が浸透してゆきます。
早く梅雨にならないかな。(^^)
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