106『重要事項説明』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2006/12/21 発行 ◆━
 楽しく読めて役に立つ
 週刊サラッとマガジン
    ●○○●○ 住まいの仕立て屋さん vol.106 ○●○○●

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  まもなくクリスマス~~♪
  もうプレゼントの準備はできましたか?
  せっかく用意したプレゼント。
  本人に見つからないように注意しなくちゃ、ですね!

  それでは今日も元気にいってみましょう! \(^o^)/
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 ☆特集 建築士のホンネ
 □□□□      ─ 土地さがしのコツ ─
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 □□□□       『重要事項説明』
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  今日のお話は、土地も決まっていよいよ契約だ!というときのお話。
  緊張してしまって、よくわからないうちに終わっちゃった、
  なんてことのないように。

  土地の契約をする前に、その土地がどんな土地であるかを知らなくちゃ
  コワくて先に進めませんよね。だけど、一般の人にそれを自分で調べて理解
  しろなんていうのは無理な話。土地のことって難しいですからねー。

  土地にまつわることって、いろんな要素がありますもんね。
  だれが所有していて、面積はいくつあるとか、
  道路の扱いや所有がどうなっていてキチンと建築ができるのか、
  敷地を道路に取られる面積はどのくらいかとか(セットバックが必要な場合)
  建築の規制はどのような地域になっていて、
  水道管や下水の設備はちゃんと入っているのか。。。

  建築計画や費用に直接響いてくるようなことがたくさんあります。
  いざ建てようとしたら、土地に問題があって思った以上に費用がかかります!
  なんてことが後からわかったら困りますからね。

  そういったトラブルを防ぐために、土地取引などの場合には契約に先立ち、
  宅地建物取引主任者(大抵は不動産屋さん)が買主さんに大切な事項について
  詳しく説明しなくてはならないと法律で義務付けられています。

  その説明のための資料のことを「重要事項説明書」といいます。
  この書類はとっても大切で、先ほどあげたような疑問に対する答えが
  しっかり書いてあります。
  それだけでなく周辺環境のことや特別な問題があれば、補足説明されている
  はずなので要注意です。こういう補足みたいなところが結構大事なポイント
  だったりするんですよね。
  聞きなれない言葉を理解するのは大変でしょうけど、最後までがんばって説
  明を聞きましょうね。

  重要事項説明書には買主さんが理解できるように補足資料などもついている
  と思いますが、疑問に思う点やわからないことがあれば、必ず直接説明を
  求めてしっかり納得しましょう。

  土地のオーナーになるための大切な一歩、
  ぜひ、がんばってくださいね!
 今日のpoint
 ●土地の契約の前には、重要事項説明書の説明を受けましょう。
 ●補足事項や特記事項などには特に注意しましょう。
 ●わからないことは納得いくまで質問しましょう。
 それでは皆さん、知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/
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 ■編集後記
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  土地契約のときの緊張感が伝わりましたでしょうか。
  すでに経験済みの方は、ちょっと懐かしい話題だったのではないでしょうか。

  土地の契約を通り過ぎればいよいよ家づくりも本番、
  思う存分建物にのめりこめますね。(笑)
  さぁ、思う存分楽しみましょう!

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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