━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2007/02/01 発行 ◆━
楽しく読めて役に立つ
週刊サラッとマガジン
●○○●○ 住まいの仕立て屋さん vol.112 ○●○○●
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2月がやってきましたね!
新しい月が始まるのってワクワクします。
今月もどんな楽しいことが待ってるんだろう、
なにか新しいことに挑戦してみよっかな、なんて
とってもスッキリいい気分です。
それでは今日も元気にいってみましょう! \(^o^)/
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☆特集 建築士のホンネ
□□□□ ─ 家づくりのコツ ─
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□□□□ 『住宅ローン選びのツボ』
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住宅ローンの比較の仕方についてお話しましょう。
住宅ローンをめぐる金融機関どおしの競争も厳しくなり、
銀行さんもあの手この手で利用者を取り込もうと必死です。
それぞれ自行の商品のアピールもスゴイ!
一体どの住宅ローンが本当に安いのか複雑すぎてわかりません!
とても比較しづらい。
そこで、少し整理して住宅ローンの検討をしやすくしてみましょう。
比較する項目を、大きく3つに絞ります。
まずは、金利。
そして、初期費用。
さらに、繰上返済手数料
最初に金利ですが、これは全期間でいくらの金利を支払うことになるのかを
予測します。
次に初期費用。これは借入時だけにかかる一時的なもので、保証料、手数料、
などです。これに加えて、団体信用生命保険の保険料(無料の銀行が多い。
毎年払いの場合はその合計額。)などを計算します。
保証料が一切かからない銀行もあるので、この初期費用の差だけで100万
円以上の差が開くこともあります。
最後に繰上返済の手数料。無料のところもあれば、1回に付き3万円以上
かかる銀行もあります。10回返済したら手数料として30万消えます。
マメに繰上返済したい方はイタイ条件ですよね。
こういった事をふまえて考えると、金利だけでは判断できないのです。
最近、私が金融機関選びをお手伝いさせていただくときには、こういった費
用を銀行ごとに計算した資料を作成しています。
トータルコストで比較してみると、金利の差が逆転されることも珍しくない
ので。。。
少し手間はかかるかもしれませんが、ぜひ一度、トータルコストで比較なさっ
てみてはいかがでしょう。
そんなの計算できないよ~。ですって?
それは失礼しました!
たしかに自力では難しいですよね。
住宅ローンの検討をしたいので、といってお願いすれば教えてくださる
・・・と思います。
同じ条件で比較しないといけないので、金利のタイプ(固定期間の長さ)や
借り入れる金額、借入期間の条件は統一しておきましょう。
今日のpoint
●住宅ローンの選び方は、トータルコストがポイント。
●簡易的には、全期間利息+保証料+手数料+団体信用生命保険保険料で比較。
●繰上返済手数料も参考にする。
それでは皆さん、知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/
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■編集後記
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今回は、一度にたくさんのことを盛り込んでしまいましたけど、
おわかりいただけたでしょうか?
本当は3回くらいに分けてもいいくらいの内容だったかもしれませんが、
あんまりお金の話ばっかりだとツマンナイですからね。
もう少し詳しく教えて欲しいとか、自分の場合はどうだろうとか
ご質問やご相談のある方はメールなどでお問い合わせください。
どうぞご遠慮なく。
来週はなにか建物の設計に関するお話にしましょうね。
どうぞお楽しみに!
よりよい情報をお届けするため、ご意見をいただけるとうれしいです。
日ごろ疑問に思うこと、お気軽にお寄せください。
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