166  『無垢材の機能』

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2008年2月14日 第166号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたかー。kobaです。

こちらは大雪で大変なことになっておりましたが
あなたのところではいかがでしたか?

雪はとけたものの、
まだまだ寒波の中、
肌がピシッと引き締まって
気持ちがいいです。

それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『無垢材の機能』

無垢の床材っていいですよねー、あったかい感じがして。

柔らかい手ざわり、木の香り、
キズがついても時間とともにいい味になりますし、
時間がたつほど魅力が増す素材と暮らすのは楽しいものです。
本物にふれて暮らしたいけど高価なのでは?と心配する方もありますが、
材料の選び方しだいでは意外に安く出来ます。

無垢の床材には、ほかの自然素材と同様調湿機能があります。
調湿機能というと、湿度が高ければ吸収し乾燥すると水分を吐き出すといったよ
うに、住む人にとって都合のいい機能。
見てもさわっても、使っても楽しい無垢の床材人気が高いのもうなづけます。

注意点も少しお話しておきますね。

無垢の床材は目地(木の継ぎ目)が”本物”なので、乾燥する季節にはホコリが
たまりやすくなります。

どうして”本物”という言い方をしたかというと、
フローリングは、いわゆる合板に仕上げ用の薄い板を張り(1ミリもない薄さな
ので「シート」といったほうが正しいかも)何枚も板材を組み合わせたかのよう
に見せています。

ですから、合板であるフローリングはほとんど伸縮しませんし、
デザインとしての目地にはホコリがたまることもない。

無垢の床は、目地にホコリがたまるという注意点がある一方、
お掃除がしやすいという声も聞きます。
無垢材は静電気を帯びないのでホコリが吸着しにくいのでしょうね。
吸い取りやすいし、ふき取りやすいそうです。

やはり一長一短ありますね。

無垢の床材とフローリング、
素材の特徴や持ち味をよく理解して、
自分にあった素材を選ぶことが大切です。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

先日、薪ストーブを設置する工事が完了しました。
やっぱりあったかくていいですよー、
いつか薪ストーブの話もさせていただきますね。

この薪ストーブを設置したお家、
そろそろ新築から2年を迎えようとしていまして、
ご家族で塗装なさった無垢材の床もいい風合いに。

建物のあちこちから住まいへの愛情が伝わってきて、
とっても幸せな気分にさせていただきました。
やっぱりうれしいですねー。(^^)

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい週末をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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