167 『無垢材の塗装』

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■○■「住まいの仕立て屋さん」

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2008年2月21日 第167号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたかー。kobaです。

ちょっとあったかくなって
もう春かなと思っていたら
この週末は冷え込むそうです。

しかも、雪まで降りそうな予報
日曜日はちょっと遠出する予定があるので
降らないで欲しいなーと願ってます。

それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『無垢材の塗装』

無垢(むく)の床材のお手入れ方法について
質問をいただくことが多いので今回はそのあたりのことを
お話してみます。

無垢の床材、もちろんそのままでも大丈夫です。
「何ヶ月かに1度ほど水拭きしてるだけですよ。」とおっしゃる
建て主さん。無垢の杉床にされてるんですが、汚くなるどころか
風合いを増してご入居された頃よりずっと良くなってます。

最初に汚したりキズがついたときはドキッとしますが、
それを越してしまえば何ということはないようで。(^^)

塗料の種類には、ウレタン系塗料のように乾くと皮膜となるタイプと
オイル系塗料のように木材に染み込むタイプがあります。

皮膜ができるウレタン塗装タイプは、木材が呼吸できなくなります。せっかくの
調湿機能をなくしてしまいますし、手ざわりも塗料の手ざわりになってしまうの
でお勧めしません。

無垢の床の色合いや手ざわりは好きだけど、
コーヒーやジュースをこぼすのが気になるという方には
クリア(透明色)塗装がお勧めです。
透明なので見た目の感じもそれほど変わりませんし、
先にオイルをしみこませてしまいますから汚れにも強くなります。

オイル系の浸透する塗料。できればヨーロッパなどの厳しい環境基準をクリアし
たもの(オスモカラーなどが有名)や柿シブなどの自然塗料をご利用されるとい
いでしょう。直接肌に触れることも多い場所ですからね。
それから、木材によって色の出方が違うのでカタログの色見本はあてになりませ
んので、必ず試し塗りしましょうね。
床の工事をしているとき、試し塗り用に床材の切れ端をもらっておくといいです
よ。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

3週続けて無垢材のはなしでした。
まだお話したいことはイロイロありますけど
次回は別の話題にしましょうね。

このメルマガ、万年筆で何枚もなぐり書きした中から
生まれてます。こういうこと知ってもらえたらなって
書きだしてるとどんどん膨らんできてしまうんです。

短く楽しくいくのか、
深く詳しくいくのか
難しいなぁと悩むこともしばしばです。

とかいいつつ、皆さんに読んでいただけるかと思うと楽しくって、
つい、のめりこんじゃうんですけどね。笑

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい週末をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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