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○■○ 週刊サラッとマガジン
■○■「住まいの仕立て屋さん」
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2008年4月28日 第176号
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■ はじめての方へ ■
ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。
■■ ごあいさつ ■■
お元気でしたか。kobaです。
ゴールデンウィークにうってつけの良い天気。
ちょっと遠出するのも気持ちがよくて
仕事先でもつい、寄り道してしまいそうです。(^^)
それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『混構造(こんこうぞう)』
混構造(こんこうぞう)とは、木造+鉄筋コンクリート造、木造+鉄骨造 のよ
うに、複数の構造で構成される建物の構造のことを言います。
得意なことは得意な人にまかせよう(^^)、という発想で、
間取りや用途に合わせて部分的に違った構造をとりいれるのです。
一部に求められる性能のために建物全体の構造を変えるのではなく、
必要な部分のみ構造を変えることで、より自由な設計ができますし
コストパフォーマンスも高めることができます。
堀車庫を鉄筋コンクリートでつくり、その上に2階建ての木造住宅をのっける。
なんていう建物。
分譲地などでよく見かけますがあれも混構造です。
広い間口をとりやすいよう鉄骨造で店舗や広い駐車場をつくり、その上に木造住
宅がのっかってる建物もそう。
わざわざ構造を混ぜなくても、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で全部つくればいい
と思われる方もあるでしょうけど、安く自由に!となると住宅部分を木造で計画
するほうがお得なんです。
部分的に求める性能が、強さ、広さ、だけでない場合もあります。
たとえば遮音性能。
まさに今、そういった計画を検討しているのですが
防音効果を求められるスタジオのような空間を自宅に設ける場合だと
木造住宅としていろんな素材を駆使して性能を高めようとがんばるよりも、
鉄筋コンクリートでその部屋をつくるほうが無理がなさそうです。
適材適所、構造も用途にあわせ適したものを選ぶことで、
より自由で快適な暮らしをよりよい形で実現できます。
それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/
■■ 編集後記
先日、防音ルームの性能はどんなものかって体験させてもらったんです。
すごいですねー防音ルーム。
きっちりカタログ以上の性能を発揮してくれます。
実験に使わせてもらった部屋は35デシベル下げてくれる設計の部屋で
それ以上の性能が出てました。
肩書きどおりの数値をきっちり実現してくれると
設計者としては助かりますねー。(^^)
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい一週間をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~