181 『四川大地震リポート』

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2008年6月8日 第181号
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■ はじめての方へ ■

ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。

■■ ごあいさつ ■■

お元気でしたか。

すでに梅雨入りしたところがあるようですね。
こちらはまだですが、今にも宣言されそうなのに
雨らしい雨が降らないのでのびのびになっているのでしょうか。

仕事上は困ることが多いのですが、雨って嫌いじゃありません。
いろんなところにしみこんで、生命に力を与えてくれる気がします。

それでは今週も元気にいきますよぉー。(^o^)/

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『四川大地震リポート』

中国で巨大な地震がありました。

日経アーキテクチュアに現地からの緊急リポートが掲載されていましたので、
今回はそのことをお話ししてみましょう。

手で押しただけでボロボロと崩れるコンクリートの梁、
細い鉄筋。5センチほどもある大きな骨材。
倒壊した建物は明らかに構造的に脆弱です。

興味深かったのは、甚大な被害が出ている同じ地域にある2つの小学校
のリポート。

倒壊した小学校は柱や梁(ハリ)がレンガ積みでした。
なんとか持ちこたえた小学校の”壁”は倒壊した学校と同様レンガ積みですが
柱や梁は鉄筋コンクリート造だったそうです。

日本でも、レンガ積みの建築(工法としては組石造(そせきぞう)といいます。)
での建築は可能ですが、耐震性能が非常に弱いので鉄筋コンクリートなどで補強
しなければならない規定になっています。

組石造はだるま落としのような構造ですので
真上からの重さには強くても、それ以外の方向から力がかかると
倒れやすいのです。

ちなみに今回の地震においても高層ビルの倒壊はなく、
外観を確認した限り被害らしい被害は確認できなかったと聞きます。
高層ビルは柔軟性のある構造をしていますので
ゆれることでうまく力を逃がしたのだと思います。
日本の五重塔も上手に力を逃がす構造です。

3匹のコブタでは最後まで残るレンガ積みのお家ですが、
地震の多いこの日本で採用するには慎重にならざるをえません。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

■■ 編集後記

ありがたいことに忙しくさせていただいてます。<m(__)m></m(__)m>

このメルマガでお話してきたことをセミナー形式に
まとめてみようと思い立ち、ホームページ上でいじっておりますが
文章力がないもので悪戦苦闘しています。

最初はメルマガを適当に分類してつなぎ合わせればできるかな
と思っていたんですが、もっとわかりやすくしたいと考えているうちに、
まるっきり書き下ろしみたいになってきました。

小さく生んで大きく育てるつもりだったんですが。。。マズイです(^_^;)
とりあえず第一段階をカタチにできるようがんばります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい一週間をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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