208 窓上に庇

はーい、kobaです。
お元気でしたか?

突然ですが、建て主様のご厚意で
完成見学会を開催させていただきます。

こんどの土日です。
場所は福岡県遠賀郡岡垣町
ご都合のつく方は、ぜひ、お立ち寄りください。
お待ちしていまーす。

詳しくはこちらをご覧くださいね。↓
http://www.eplan2u.com/modules/gnavi/index.php?lid=30

それでは今週も、はじまりまーす。(^o^)丿

■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『窓上に庇』

「霧除けをつけなさい!」

私の設計のお師匠さんが
いつもおっしゃってました。

もう古い職人さんくらいしか「霧除け」なんて
言いませんけどね。
ですから、私がついポロッと「霧除け」なんて言うと、
わかる職人さんは珍しがるんですよね。
でも、そういうのがちょっとうれしかったりして。(^^)

霧除けとは、窓の上につける小さなヒサシのこと。

窓の上につける庇って、
日本の気候にすごくあっています。
地球温暖化防止です。省エネです。エコロジーです。
でもって経済的です。
シツコイ?(笑)

で、どんなふうにエコかというと

窓の上の庇は、カシコク陰をつくるところと
エネルギーを消費しないところがエコです。

まず、陰をつくるエコは。

夏の暑い日差しをさえぎって陰をつくってくれるところです。

同じようにエアコンを使うにしても、
庇がなくて差し込む太陽の熱で上がった室温を冷やす場合と、
庇でできる陰のおかげで室温が上がりにくいのでは効率が違います。

だったら、冬は寒いんじゃないの?

いえいえ、そうではありません。
冬は太陽の軌道が低いので、暖かい光が差し込むのをジャマしないんですね。
なんともカシコイではありませんか。
さすが日本の知恵!

庇はいったん作ってしまえば、エアコンのように継続的な費用がかかりません。
そういった意味でも省エネでエコなんです。

最後に、窓上庇の位置と大きさについて、
庇の位置が窓から離れすぎていたり、
庇の出幅が浅かったりすると
思ったような効果が得られませんからご注意くださいね。

それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!!\(^o^)/

■■ 編集後記

最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

冒頭でお伝えした「完成現場見学会」の建物にも
デザインのポイントにもなる特徴的なヒサシがありますよ。
ここにはちょっとこだわりました。

室内も、バランスよく素材を使い分けていますし
景色を切り取る開口部もなかなかいい感じにできました。
ぜひご覧いただけたらなぁって思っています。

詳しくはこちらをご覧くださいね。↓
http://www.eplan2u.com/modules/gnavi/index.php?lid=30

それでは皆さん、ごきげんよぉーーー (^.^)/~~~

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

目次