━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2007/04/26 発行 ◆━
楽しく読めて役に立つ
週刊サラッとマガジン
●○○●○ 住まいの仕立て屋さん vol.124 ○●○○●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日のメニュー
▼特集コーナー ・・・・・家づくりのホンネとコツ
▼ホームページのご案内
▼建物見学のススメ
▼編集後記
▼著者プロフィール
○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.○o。.
●はじめての方へ
ようこそいらっしゃいました!
この「住まいの仕立て屋さん」は、住まいの専門家 koba が、
サラッと読めて役に立つ?!・・・かもしれない情報に、
元気が出る”ひとこと”をそえてお届けしています。
末永ーいお付き合い、よろしくお願い申し上げます。=^_^=
↓↓↓バックナンバー(ダイジェスト版)をご用意しています。
http://www.eplan2u.com/modules/mailcenter/
.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○
1週間ぶりのご無沙汰です~~~。
お元気でお過ごしでしたでしょうか?
気持ちのいい過ごしやすい季節になりました。
いつもより少しだけ早起きして、近所をお散歩してみたりすると
すがすがしい一日になりそうですよね。
あっ、でもお布団の中で幸せを味わうにもいい季節です。(笑)
それでは今日も元気にいってみましょう! \(^o^)/
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
☆特集 建築士のホンネ
□□□□ ─ 家づくりのコツ ─
□□□
□□□□ 『いっぱい感のある窓』
□□□□□□
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
好きなもので、古い建物なんかをよく見学に行くんです。
昔の建物って、玄関や室内の建具の高さが低いんですよね。
たまに頭を打ちそうになるくらい低くて驚くこともありますが、
たいていの場合、1メートル80センチくらいの高さが多いようです。
1間(いっけん)と呼ばれる高さです。
今の建物は、アルミサッシや既製品の木製建具などどれも
標準的に2メートルにあわせてあります。
規格がそろっていることでいろんなメーカーのものを組み合わせても
サイズ的な部分での統一感がはかれるようになっていて、
普通に施工すれば、掃きだし(人が出入ができる高さ)のサッシと
室内の木製ドアの高さがそろいます。
あっ、でも玄関ドアは特別です。大抵ちょっと大きめに(背が高く)なって
いて2メートル30センチ近いものがあります。
昔の建物だと玄関の上にランマという明り取りの小窓がついていたのですが
そのあたりまでを含めた高さのドアにして一気に開くのでダイナミックです。
・・・と思ったものですが、今や当たり前のサイズになりました。
玄関ドアや室内建具も木製で職人さんにつくってもらう機会もあります。
室内建具でも、リビングドアのようにちょっと特別なドアは
あえてちょっと大き目のものにしても良いですね。
よく探すと、既製品のドアの中にもちょっと大きめサイズのバリエーション
がありますよ。興味があれば要チェックです。
ここで実験をしてみます。
直径30センチのお皿に、20センチの目玉焼きをのせたものと。
直径20センチのお皿に、同じく20センチの目玉焼きをのせたものを用意
します。
それを見たあなたは、それぞれどういう印象を持つでしょうね。
30センチのお皿のほうが美味しそうに見えるかもしれませんが、
目玉焼きのいっぱい感は20センチのお皿のほうが感じられると思います。
目玉焼きを窓に、お皿を壁に置き換えて考えてみましょう。
背の高い部屋にある窓と背の低い部屋にある窓、
なぜか背の低い部屋にある窓のほうが、いっぱい感を満喫できるんです。
昔の住まいは建具の高さも低めですが、お部屋や縁側の天井も低いんです。
ですから、背の低い建具をつけてあるにもかかわらず、
壁いっぱいが窓という印象を受けます。
建具を大きめにして天井を少し低めにつくると、
”壁いっぱいの窓がある落ち着いたお部屋”という印象をつくることができ
てとってもいいですよ。
ただこの場合、カーテンレールやエアコンの設置スペースのことには
あらかじめ配慮してくことも大切です。
今日のpoint
●建具の標準高さは2メートル
●玄関ドアやリビングドアは標準高さにこだわらなくてもいい
●低い天井の部屋に背の高い窓をつけると、窓いっぱい感のあるお部屋にでき
る。
それでは皆さん、知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/
────────────────────────────────────
■建物見学のススメ
────────────────────────────────────
●建設中の建物をご見学いただけます。
●完成してお住まいのお家をご案内させていただくことも可能です。
ご見学いただいた方からは、
「本当にお住まいのお家だからとっても参考になりました!」
「住んでいる方のお話を聞けたので安心しました!」と好評です。
(実際に生活をなさっているお住まいをご厚意により訪問させていただいて
います。早めにご連絡ください。)
▽お申込み方法
koba@eplan2u.com まで、
お名前 :
ご連絡先(電話番号):
見学希望人数 :
見学希望日時 :(←何日か候補日をいただけると助かります。)
を明記の上、件名を「建物見学希望」として送信してください。
────────────────────────────────────
■編集後記
────────────────────────────────────
ブログの更新もなかなか思うようにできてませんが、
あいかわらず元気でがんばってます。
このゴールデンウィークにも行ってみたいイベントがたくさんあります。
古いお屋敷公開!なんて企画もあって、すぐにでも飛んで行きた~い。(笑)
とってもいい季節ですからね。
知らないところを訪ね歩いてみたいですね。
よりよい情報をお届けするため、ご意見をいただけるとうれしいです。
日ごろ疑問に思うこと、お気軽にお寄せください。
コメント