125『カドケシ』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 2007/05/03 発行 ◆━
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 週刊サラッとマガジン
    ●○○●○ 住まいの仕立て屋さん vol.125 ○●○○●

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 ●はじめての方へ

  ようこそいらっしゃいました!

  この「住まいの仕立て屋さん」は、住まいの専門家 koba が、
  サラッと読めて役に立つ?!・・・かもしれない情報に、
  元気が出る”ひとこと”をそえてお届けしています。
  末永ーいお付き合い、よろしくお願い申し上げます。=^_^=

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  ゴールデンウィークも後半戦に入りましたが、
  いかがお過ごしでしょうか、kobaです。
  連休にあわせていろんなイベントが開催されてますね。
  気候もいいし、どのイベントにも行ってみた~いです。

  それでは今日も元気にメルマガスタートです! \(^o^)/
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 ☆特集 建築士のホンネ
 □□□□      ─ 家づくりのコツ ─
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 □□□□        『カドケシ』
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  「カドケシ」っていう消しゴムがあります。
  小さなちいさな四角い消しゴムを寄せ集めたカタチになっていて
  たくさんコーナーがあるんです。
  消しゴムの角がたくさん使えるので、細かいところが消しやすい
  とっても便利な消しゴムです。

  お部屋を広く見せるのにも、”カドケシ”が効果的です。
  先ほどのカドケシとは違って、こちらは、なるべく角を感じさせないように
  するのですけど。

  角というと、行き止まり、そこで終わりって感覚を持ってしまうものですが、
  さらにその先に何かあると感じることができれば、実際は同じ面積の空間に
  もかかわらず広く感じてしまうんですね。
  ここ空間はこれだけじゃないって、上手に感覚をだましてあげるんです。

  お部屋のコーナー部分に細い廊下をつけて、このお部屋はさらに続いてるよっ
  てアピールしてみたり、
  コーナーに窓を設けて目線を屋外に飛ばしてみるのも効果的。

  たとえば、周囲をお部屋に囲まれてしまったようなお部屋
  窓のとれないお部屋にでも窓をつけるとよくわかります。この効果。
  開けたら壁で、無意味な窓のはずなのに、窓がついているだけで
  広がりを感じることができるんですね。

  ポイントは、いかに終わりを感じさせないか。
  そこから先に空間がありそうな気がする。想像力を膨らませやすい
  細かな工夫が実際以上に大きな空間を感じさせてくれます。
 今日のpoint
 ●お部屋のカドを隠すと続きの空間を想像して広く感じる
 ●コーナー窓も目線を飛ばせるので、カドケシ効果が高い
 ●終わりを感じさせない、エンドレスな演出が広がりを生み出す

 それでは皆さん、知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/

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 ■建物見学のススメ
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 ●建設中の建物をご見学いただけます。

 ●完成してお住まいのお家をご案内させていただくことも可能です。
  ご見学いただいた方からは、
  「本当にお住まいのお家だからとっても参考になりました!」
  「住んでいる方のお話を聞けたので安心しました!」と好評です。
  (実際に生活をなさっているお住まいをご厚意により訪問させていただいて
  います。早めにご連絡ください。)

  ▽お申込み方法
  koba@eplan2u.com まで、
  お名前  :
  ご連絡先(電話番号):
  見学希望人数 :
  見学希望日時 :(←何日か候補日をいただけると助かります。)
  を明記の上、件名を「建物見学希望」として送信してください。
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 ■編集後記
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  今回のお話、いかがでしたでしょうか?
  以前にメルマガに書いたこととダブル部分もありますが、
  私が設計するときには、常にこういうことを意識しながら計画しています。
  それくらい大切なポイントなんですよ。

  行楽シーズンです。いろんな施設やお家を訪れることもあるでしょう。
  なんか広く感じる。とか、何?この圧迫感は!なんて、
  違った感覚をもつ原因はなにかな?なんてその原因を考えてみると
  いろいろアイデアがわいてくるかもしれませんよ。

  よりよい情報をお届けするため、ご意見をいただけるとうれしいです。
  日ごろ疑問に思うこと、お気軽にお寄せください。

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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